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釣竿ハイブリッドANT の運用開始

春先から気が向くままに試していた自称、釣竿ハイブリッドANT(釣竿+Hi-QスクリュードライバーANT)での運用を開始しました。最終的にエレメント長は6.5mと短くなりました。Hi-Q本体の長さを加えても7.5m弱の長さです。通常の釣竿ANTは常時上がっているので(立掛けてあるので)、80m用は夕方上げて朝降ろすこととし、取り回し優先にしました。40mでも試していましたがどうしてもデップが甘くSWRが下がらないので80m専用にしました。

ベランダから釣竿での80mDXは相当難易度が高く総QSO282局で110Eを達成してからは力が抜けて80mDXは避けていました。この春に何か効率の良いANTはないかとググッていたら、たまたまお蔵入りしていたスクリュードライバーとの組み合わせの記事がありATUとどちらが効率が良いか試したくなりました。昨日はA3と今日はKH8とQSOした感じや、昨晩、75mで聞こえたHPのSSB、今朝のグレーラインを過ぎたEUを聞いた感じではエレメント長10mの釣竿+ATUよりも少し良く聞こえるような感じです。最近は早朝にはQRV出来ないのでウラル山脈越えは一段と難しいかもしれませんがシーズンに数回は会えそうなビッグオープン時に私にとっては感激のウラル山脈超えをと期待しています。

ローバンド用フロートバラン

この1週間はQSOはゼロでした。風が強い日が多かったり出かけたりで釣竿ANTは引っ込めてありベランダで寝ている状態が続いています。

釣竿ハイブリッドANT(釣竿エレメント+HiQ ANT)は80mに絞ることにしました。最初は40mと80mが行けるかと思いましたが、どうもエレメントの長さを80mの効率最優先でギリギリ長く8.5m(釣竿ANT用エレメント7.5m+Hi-Q接続用エレメント1m)にするとエレメントが長すぎて40mでは完全には同調しません。4年ぶり位にベランダからの80mDXをやる気になったのでここは80m最優先で行くことにしました。前段が長くなりましたが、まずはANT直下のフロートバランを余り物バラックからまともなもの(と思われる)にしました。D無線のローバンド用ハイパワー対応のものです。80mでは脅威の性能を示しています。まだ仮止めですので写真は後日載せますが、下表がカタログのコピーです。
Low_band_cmf Low_band_cmf_2

RFグランド 共有の影響

釣竿ハイブリッドANT(釣竿+Hi-Qスクリュードライバー)と釣竿ANTのRFグランドは釣竿ANT用のATU(SG-230)のRFグランドを共有して使っています。Hi-Qがヤドカリしたのですが、これがメインの釣竿ANTにどんな影響があるものかバンドごとのSWRを調べました。2つのANTのRFグランドの接点は手摺(ネジのある縦柵は導通していますが手摺の横丸棒は導通してない構造です)にネジ止めしてあるので手摺の影響もチェックしました。結果は下のグラフの通りで、相互干渉はあまりないようで安心しました。(エレメント長7.5m、SG-230のRFグラウンドは25本、約150m)
Swr

サブ受信機 なかなか良いです

最近はSplitであればサブ受信機を使っています。大分慣れてきて先のVK9MTから結構活躍しています。最初はメインのデジタル200Hzsとアナログで300Hzsの聞こえ方に差があるので違和感がありましたが今は慣れて帯域の差は出ますが聞こえ方は同じようになりました。メイン、サブのVFOの配置とVolの配置が逆なので最初は戸惑いましたが徐々に慣れつつあります。

今日の夕方に30mのCWで5J0Xが良く聞こえてSplitだったのでサブ受信機を活用して早めにQSOする事が出来ました。拾い方の癖を観察すると少し高めを何局か拾い、混んでくると少し下を拾っていたので先回りして少し下で、釣竿の弱さを自覚して誰も呼んでない処で呼んだら直ぐに応答がありました。左の耳でメインを聞きながら、片手でサブVFOを操作して右の耳で呼んでる周波数を聞きながら、その周波数で呼べるので大変便利です。もっと早くから使えば良かったと今頃言ってます。

釣竿ハイブリッドANT 写真

仮設状態ですが文章だけでは分かりにくいので写真を掲載します。

Dscn0051_3 Hi-Q スクリュードライバー アンテナ です(80m-10m用、PEP1600W、コイル径10cm)

Dscn0061 ベランダ設置部と給電部です  ローバンドではシャントコイル機能は必須です

Dscn0069_2 これは悪い例ですので真似をしないでください
フロートバランは気休めです コアに隙間あり効果なし、ローバンドでは殆ど効かないCMF、パッチンコアは80mでは40ヶ以上は必要です
Hi-Qのコールド側のRFグラウンドの線が細くて浮いて長い、改善を思案中です


              

釣竿ハイブリッドANT その2

釣竿ANT+スクリュードライバーANTを勝手に釣竿ハイブリッドANTと呼んでいます。現状釣竿7.5mエレメント長にモータードライブ無しで仮設したら3.8Mhz辺りで同調が取れたので引き続き実験をしました。まずはモータードライブの配線というか結線をして動かしました。当然といえば当然ですが少し下の3.5Mhzでもバンド幅全域でSWRは1.1以内と使いものになりそうです。

上述までは順調でしたが7Mhzでは同調しませんでした、釣竿のエレメント長が7.5mあるのとHi-Qのスクリュードライバーも1m長位はあるのでコイルの上端でも全長が長すぎるのではと考え釣竿のエレメントを6.5mに短くしたつもりが後で気が付いたのですが5.5mになっており、測ると同調はするけどデップが浅くSWRは2位からは下がりません。この時3.5Mhzは1.1以下で同調しているので原因は分かりませんでした。ちゃちなRFグランドの取り方か、建物の影響か、でも何れも3.5Mhzの方に悪く影響するはずなので全く原因が分かりませんでした。

昨日は風雨が酷く家に缶詰状態だったので、今後のANTシステムを考えていました。80mは釣竿ハイブリッドが優れているし(住人に恐怖を与えない、ベランダが相対的に綺麗)、ハイバンドは釣竿しかないので、エレメントを共有して切り替える方法にすることとして、今回の5.5mを生かして釣竿用2mと釣竿ハイブリッド用に1mのエレメントを用意して試しました。するとビックリ7Mhzが200Khz幅でSWRが1.2以下という優れものに変身しました。どうも原因は7MhzでハイブリッドANTを試していた時に7.5mの釣竿ANTが3m位の所に平行して挙がっていたからのようです。嬉しくなって、でも控えめにKH6、VKとWPXでコンタクトしました。




新アンテナの実験開始

ベランダに設置したアンテナでより聞こえて飛ぶアンテナはないかとググッテいたら釣竿アンテナとスクリュードライバーアンテナを組み合わせた釣竿ハイブリッドアンテナ(仮称)の評価が高いのが目に留まりました。どうもATUとスクリュードライバーの同調した時のQがスクリュードライバーの方が高いのが理由ではとの事。ともかく実際に作られて使用しての評価なので理屈はどうであれ試してみようと思いました。

3年ぐらい前の円高の頃に購入し、1ヶ月位試用しましたがベランダからのDX向きではないとお蔵入りしていたHiQのスクリュードライバーを車のトランクから出してきて仮設しました。釣竿は今のエレメント長7.5m、RFグランドはATUのを使用、あとは入力インピーダンス整合用にシャントコイルを噛ましました。取り合えずモータードライブは配線せずに同調するか遣ってみました。本体のコイル(10センチ径)は約半分入った状態でした。同調点は意外と低く3.85Mhz位でした。SWRは2位でしたのでシャントコイルのタップを移動して最良点を探ると簡単にSWRは1.0になりました。その時の給電点インピーダンスは粗50Ωとなっていました。あまりにも簡単に同調が取れてしまい気が抜けました。

どの位のバンド幅があるのかと調べるとSWR1.0が60Khz、1.5以下が110Khzと充分過ぎるほど実用になりそうです。以前は80mバンドで実用30Khz位でした。昨夕に80mではSWRが∞状態でしたが、PYの局が良く聞こえました。以前聞いた、エレメント長10mの釣竿ではカスカスでしたので、新アンテナは期待出来そうです。明日以降モータードライブを稼動させ80m、40mで試験する予定です。

10m GP (破れ傘) 復活 

2年前にRTTYの100Wに耐え切れず延べ3局のQSOでコイルが焼けてしまった破れ傘を復活させました。昨年来引き続き10mが良さ気なので、ベースコイル以外は新品同様なGPを活用することにしました。S電子に問い合わせると部品売りもしてもらえるとのことなのでベースコイル(整合コイル)を発注しておいたら今日届きました。今日は風もあまりなく、ベランダの支配人も留守をしていたので一気に設置しました。無調整でSWRは020のCWで1.8、090のRTTYで1.4、200~300間が1.0、と使い物になりそうです。今後、調整してCWとRTTYバンドで1.0に追い込もうと思います。早速試し運転で9J,OH、PA、ZSと相当CONDXが良かったようですがQSO出来ました。釣竿との聞き比べも興味があるので楽しみです。

ATUのRFグラウンドの強化

今日、ホームセンターに行ったときに突然思い立ちACコードを24m購入しました。多少ともノイズを減らして今より少しでも乗りの良い釣竿ANTにすべく、気温の上昇とともにANT弄りの虫が衝動買いさせたようです。24mを4等分しましたので6mが8本の勘定になります。これで現在のRFグランドの5mで17本+7m同軸1本と併せ26本で延べ150mとなりました。如何ほど効果があるか分かりませんがハイバンドでノイズが減った感じはします。ともかく此の気分が大事で少しは聞く意欲が出てきます。

あらまぁ SSBはワンコールでした

あれだけCWで苦行させられたJ88HLですがSSBはなんとワンコールでQSO出来ました。
昨日の17mで本当はRTTYを狙っていたのですがお出ましは無くSSBで出ていました。6時半ごろ聞こえて来ましたが釣竿では弱く呼べませんでした、何とか呼べる位まで聞こえないかと初めてFT2KのSSB受信チューニングをやりました。ATT-6db、NB off、AMPを1に設定しRFゲインをノイズレベルまで絞り、IFは1.9K幅と若干下に中心をシフトし送受信のクラリファイヤーで微調整するのがベストでした。そうしたらなんとCQの連発が聞こえて来ました。ここだと、何時ものようワンコールすると嬉しいかなXPで帰って来ました。あまりにもあっけなくQSO出来てしまい驚きました。CONDXが大変良かったのと、誰も呼んでなかったのと、相手の受信能力が極めて高かったという三拍子揃っていたのだと思います。でも今まではSSB嫌い(飛ばないとの思い込み)でしたが好きになりそうです。

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